【読書】言葉にできるは武器になるを読みました
こんにちは。
昨日は雨が降ったかと思いきや、今日は快晴です。
今日は、言葉にできるは武器になると読みました。
著者は電通にて、コピーライター、コンセプターとして勤務されている梅田悟司さんです。コンセプターという職業は耳馴染みがあまりないかもしれませんが、言葉通りコンセプトを作る職業です。
コピーライターもそうですが、「概念」を言葉にするプロですね。
10万部以上売れているベストセラーになっています。
ジャンルとしてはビジネス書。ターゲット層は20代~40代ビジネスパーソンといったあたりでしょうか。
言葉のテクニック本ではない
読んでみて、気付いたのはコピーライターの方のテクニック本だけではない、ということです。そもそも言葉には2つの種類があり、その部分を意識してそれぞれ育てる方法が異なります。
その2つとは「内なる言葉」と「外に向かう言葉」。
内なる言葉
自分の内側で無意識のうちに発している言葉です。意識をしないと、自分自身の内なる言葉に気づくのは難しいようです。
意外と発信法となると、外に向かう言葉のみが着目されがちですが、本当に重要な部分は自分の内なる言葉に気づく部分。そして、その内なる言葉を育てる事も非常に大事です。
内なる言葉については、本書の半分以上ページが占められています。
外に向かう言葉
こちらは、外に向けて発信するテクニックです。
相手に伝わる為にはどのような単語を選べばいいのか、内なる言葉を外に向かう言葉の変換プロセスする力を手に入れることも重要です。
気付いた事
本書を読んで、あからさまに外に向かう言葉のテクニックばかり欲していた事に気付きました。
そこばかり磨きすぎると、自分の意見が薄っぺらく浅くなりがちです。
具体的なテクニックも紹介されているので、試してみようと思います。