【読書】決定版・ゲームの神様 横井軍平のことばを読みました。
こんにちは。
今日は決定版・ゲームの神様 横井軍平のことばを読みました。
決定版・ゲームの神様 横井軍平のことば (P-Vine Books)
- 作者: 横井軍平,草なぎ洋平,影山裕樹
- 出版社/メーカー: スペースシャワーネットワーク
- 発売日: 2012/09/28
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 8回
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著者
ゲームボーイやバーチャルボーイなどの多くの玩具・ゲームを開発された方です。
内容
横井さんが受けたインタビューが1冊にまとめられていて、今までの仕事や企画術が掲載されています。
また、多くのクリエイターからもリスペクトされているらしく、AR3兄弟の川田十夢さん、ライゾマの真鍋さんが寄稿されています。
寄稿が凄く豪華だったのが印象的です。
どういった方向けか?
企画に携わる人
クリエイター
気付き
任天堂は昔から大企業だと思っていたのですが、横井さん曰くそんな事はなく元々は京都の企画会社だったとのこと。花札を主に作っていたのですが、メンテナンス課に入社した横井さんが「たまたま」作った玩具が大ヒット。
そこから横井さんの企画人生は始まり、任天堂は大企業になっていきます。
この「たまたま」というのがポイントなのかな、と思いました。
とりあえず興味があったものはやってみて、それを誰かが見つけてくれる、というのは幸福なキャリアですよね。
また、企画の発想においても不必要な要素は全て削ぎ落としたゲームボーイの事例が紹介されています。
自分も初めて手に取った時は、なぜカラーじゃないのか不思議でしたが、そこにはやっぱり理由がありました。
仕事でも、「とりあえず」機能入れとくと後々になって運用で困る事があったりしたので深くうなずいてしまいました。
サクサク読めるので、ぜひご一読下さい。