【読書】急いでデジタルクリエイティブの本当の話をします。を読みました
こんにちは。
以前小霜さんのセミナーに参加しましたが、今回はその際に購入した本の感想です。
著者は元博報堂のコピーライターである小霜和也さん。
セミナーの際に拝見しましたが、どっしり構えておられている印象でした。
こちらの著作で語られるのはプランニングにおける「Web」と「マス」の付き合い方です。
対象はクリエイター向けのようですが、十分マーケターも参考になります。
Webとマスを横断で戦略を練れる人材がいない
こちらが現状の課題と書かれています。
自分はWebでのマーケティング経験しかないのですが、こちらのみを経験すると確かに細かい数字の指標が気になります。
クリック率やCVの数字がダイレクトに出てしまうので、指標が出るのが普通、というか。
広告予算もCVやCTRから逆算して考えたりしますし。
逆にマスの方がWebを見ると、細かい数字をチマチマいじっているように捉えてしまうのもまあ、納得がいくにはいきます。
運用者としては、若干辛いところがありますが。。
クリエイターとマーケターは協力すべし
本文中に運用担当者とクリエイターは協力すべき、といった文章が書かれています。
おそらく、ココで指している運用者とは動画,SNS,リスティング広告運用を担当するマーケターだと思いますが、本当にそうだと思います。
各広告の特徴や文脈を捉え、クリエイターに依頼。
数字指標を提出し、結果から、仮説を立て、インサイトを抽出。次回の施策に活かせば、より効果的な広告運用が出来ると思います。
現状、クリエイティブと運用には若干の距離があるのかもしれません。
協力しながら、施策を展開していけば、お互いの成長にもなるはずではないでしょうか。
デジタル広告クリエイターの時代になる
Webとマス広告を分断するわけではなく、生活者に合わせ、統合的にプランニング出来る人間が求められているそうです。
Web広告は、グラフィックのバナー広告から、リスティングの広告コピー、再最近では、動画など手法は多様です。
そのいずれにも対応できる人材がいれば、今後活躍出来る可能性が高いのではないでしょうか。