【読書】マーケティングオートメーションに落とせるカスタマージャーニーの書き方を読みました。
こんにちは。
マーケティングオートメーションに落とせるカスタマージャーニーの書き方を読みました。
マーケティングオートメーションに落とせるカスタマージャーニーの書き方
- 作者: 小川共和
- 出版社/メーカー: クロスメディア・マーケティング(インプレス)
- 発売日: 2017/06/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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著者は元 電通で現在はMAのベンダーであるマルケトの外部顧問も務める小川共和さんです。マルケトでは小川さんが本テーマに近い内容でセミナーを実施されています。
今回はこちらの本の内容であるカスタマージャーニーとMAの関係について書いていきたいと思います。
カスタマージャーニーとは?
顧客が商品やサービスを知り、最終的に購買するまでのカスタマーの「思考」「行動」「感情」プロセスの事です。
点ではなく、線でカスタマーの動きを捉える事でマーケティング施策に活かしていきます。こちらは実際にカスタマージャーニーマップなどを見るとより、イメージが湧くかもしれません。
なぜカスタマージャーニーを作るのか?
顧客行動を可視化することで、より消費者の行動を促進するコンテンツを作成するためです。
どのタイミングで何を「見せる」のか、もマーケターの仕事でありますが、顧客は「生活」をしています。当然ですが、この視点をマーケターは忘れがちです。
どの文脈で、どういった気持の時に、どんなコンテンツを見せるのか、を設計する際にカスタマージャーニーは羅針盤になります。
どのようにカスタマージャーニーを作るのか?
目標、ターゲットとニーズ、スタートとゴール、全体工程、遷移指標、手法、コンテンツ、KPIとこちらの順番に乗っ取り項目を決めていきます。
ここでは、ターゲットとニーズの部分に触れます。
ターゲットとニーズの設定
自分では、これからカスタマージャーニーを設計するプロセスに入りますが、マーケターとしてターゲットニーズの設定は基から作っていました。
こちらの著書では、特に3つのポイントに注意すべし、と書かれています。
1,規模感
2,競合の存在
3,ペルソナ化
このペルソナ化の部分はやってみると分かりますが、迷走しがちです。
何人作るのか、必要項目の枝葉の部分に目が行ってしまったり、関係者同士で合意が取れなかったりと、なかなか大変な作業です。
あくまで、目標は顧客像のイメージが擦り合っている事、なので、必要人数や詳細な手法などに縛られる事はないかな、と個人的に思っています。
まとめ
実際に広告代理店としての勤務経験やMAのベンダーであるマルケトでの外部顧問を務めていることから、説得力のある本になっています。
これからMAを導入・導入したけど運用が上手く行っていない方にはおススメの本だと思われます。