論理的な説得ではなく、感性による共感マーケティング
こんにちは。
アマゾンバーが先月ですが、期間限定でオープンしていたようです。
自分は実際にお店に行く事は出来なかったのですが、4時間並んで入店したとお話されていた方もいらっしゃいました。
ここ最近ですが、Amazonに限らず実際の「体験」を重視したマーケティング施策が増えているので、ツラツラと感じている事を書いていきたいと思います。
第2次情報は五感には勝てない
ネットでの情報量が増えているのは、誰もが知っている事ですが、その情報量を処理し切れなくなっているのかもしれません。
その結果、情報を編集するキュレーションメディアも過去には台頭しましたが、そのキュレーションメディア自体も増えすぎている印象があります。
細分化に次ぐ、細分化を重ねどこで差別化すれば全く分からない状況になって来ました。加えて、SNSによる知人の情報発信。
アラートは鳴り止まず、常に「誰が何をやっているか」知れてしまう環境に生きています。
個人的に時々、ディスプレイ越しの情報が時々「のっぺり」感じる時があります。
現実味がない、というか。
そんなことをぼんやり考えていると、体験型マーケティングが増えている事に気付きました。
Newspicksや箕輪編集室、キングコング西野さんの本の売り方などファン育成において、デジタルの一方向のコミュニケーションではなく双方向のコミュニケーションを取っていらっしゃる印象を受けます。
消費者が一方的に情報をただ、受け取る事に「飽き始めた」からなのかもしれません。
論理的な説得ではなく、感性による共感
人が実際に行動を移す際に重要なのは、説得ではなく、納得・共感だそうです。
いくら「正しい」事を言われ続けたとしても本人が納得していない以上、態度変容は起きません。
共感・納得を生む際に1つの重要なポイントが「体験や対話である」とお聞きした事があります。
自分で話したり、体験する事は得られる情報量が非常に多く態度変容に繋がりやすいそうです。
上記の理由からコミュニティマーケティングや体験型イベントが増えているのかもしれません。
ネット・4マス・リアルの統合型マーケターはまだまだ少ないですが、今後はこうした人材が求められるかもしれません。