【読書】ビジョナリーカンパニー③衰退の5段階を読みました
こんにちは。
今日は箕輪編集室の定例会にも話題に出ていたビジョナリーカンパニー3を読みました。読みながら内容の紹介というよりもふと思い浮かんだ事を書いていきたいと思います。
著者はジム・コリンズでベストセラーとなったビジョナリーカンパニーの第三弾。偉大な企業が衰退していく過程をまとめています。
企業が衰退するに5つのフェーズがあるらしいのですが、十分個人にも当てはまると読みながら思いました。ちなみに、フェーズは下記のようになります。
①成功から生まれる傲慢
②規律なき拡大路線
③リスクと問題の避妊
④一発逆転策の追求
⑤屈服と凡庸な企業への転落か消滅
もう、タイトルから中身が想像出来ますね。秀逸です(笑)
傲慢になって、万能感にまみれ、現実を直視出来なくなる
そもそも①のフェーズにまで行けない場合も多いのですが、成功するとどうしても人間は傲慢になりがちです。
他者を見下し始め、自分で何でも出来ると思い込み、闇雲に手を出し、起きている問題から目をそむけると、そこからはもう転落してしまいます。
「上手くいかない」現実を受け止められず、一発逆転に走りますが、追い詰められた状態では当然正常な判断が出来ないため、失敗に終わる、と。
凄くざっくりですが、上記のように企業は衰退していくそうです。
「やるべきことをやる」のが最大の戦略
では、どうすればいいのか?それは現実を直視して、受け止め、堅実に「やるべきことをやる」に尽きるのではないでしょうか。
客観的なデータ、他人の意見を真摯に受け止め一つずつ、丁寧に向き合うのがベストだと思います。
第8章のタイトルは「充分に根拠のある希望」と記されています。
妄想に走らず、根拠に基づいた計画に乗っ取り、リスクを考慮し、実行していく。
基本的な事かもしれませんが、オーソドックスはやはり、強いと思います。
まとめ
企業の話だけではなく、個人にも適応させて読む事が出来ると思います。
ビジョナリーカンパニー3は衰退に至るまでの過程の話でした。
やるべきことをやって、奢らず、楽しく毎日を生きていきたいですね。