ベンチャーマーケティング備忘録

ベンチャー企業のマーケティング業務や読書、参加イベントについて書いていきます。インフォグラフィックも作成しているので、定期的に更新していきます。

【イベント】ホスピタルとデザイン展&トークセッション参加しました

こんにちは。

本日は、六本木で行われたホスピタルとデザイン展とトークセッションに参加しました。

f:id:nishiogikubotan:20170723200016j:plain

こちらの展示会は、グラフィックデザイナーの赤羽美和さんの提案で実現したスウェーデンのアートプロジェクトがきっかけだそうです。

トークセッションは2日間行われ、テーマは「医療に対してクリエイティブな発想ができること」。

 

医療の場におけるテクノロジー&デザインの可能性

トークセッションは複数回行われましたが、自分が参加した回は土曜日の回でした。

登壇者は、Takram田川さんと東京ミッドタウンクリニックの田口さん。

グラフィックレコーダーの清水さんによるグラレコも行われていました。

清水さんのグラレコをリアルタイムで見るのは初めてだったので、感動しましたね。

f:id:nishiogikubotan:20170723201447j:plain

 

医療とデザインをどのように結びつけるか

takram田川さんは、最近のプロジェクトと田口さんは医療における現状を自己紹介に交え話した後トークセッションはスタート。

事例として出ていたのは注射に関する話題。

針の痛みを軽減するデザインを設計する場合、痛みの課題をどこに設定するか。

「知覚」におくのか「感情に」に設定するのか、で解決策は大分変りますね。

 

確かに、並んで、部屋に入って、消毒液を腕に塗られるあの、行動のフローは恐怖や緊張感を煽られますよね。

 

データ活用にも触れられていました。

なぜ健康診断の結果はグラフで、渡されないのか。

現状を把握する上で、「虫の目、鳥の目、魚の目」が重要だそうです。

魚の目とは時間軸・文脈を踏まえた視点です。

病院が変わると健康診断のデータが共有されないので、時間軸を踏まえた自分の身体の分析が難しいのかもしれません。

 

また、話題の中で金融の事例が参考になるのでは、といった話題が出ていました。

セキュリティの厳しさが挙げられますが、fibtechのようにイノベーションが数多く起きているようです。

以前は、ATMと窓口しかお金を引き出す事が出来なかったもののいまではスマホ上で送金が完結出来ます。

 

他にも、物流、農業など多くの業界で枠組み自体が変わっています。

医療も刷新フェーズにあるのかもしれません。