ベンチャーマーケティング備忘録

ベンチャー企業のマーケティング業務や読書、参加イベントについて書いていきます。インフォグラフィックも作成しているので、定期的に更新していきます。

【読書】MITメディアラボ所長:伊藤さん著作の「ひらめき」を生む技術を読みました

こんにちは。

雨が降ってムシムシしていますね。

本日は図書館で借りたこちらの本を読みました。

 

「ひらめき」を生む技術 (角川EPUB選書)

「ひらめき」を生む技術 (角川EPUB選書)

 

 著者はMITメディアラボ伊藤穣一さん。

伊藤さんがクリエイティブな世界で活躍する4人の相手と対談した内容が掲載されています。

対談相手の4人はクリエイターから投資家と多種多様。

 

具体的には、J.J.エイブラムス、ティム・ブラウン、リード・ホフマン、バラチュンデ・サーストン。

 

彼らに共通している要素はワールドワイドに活躍する「ひらめき」の達人たち。

 ここ最近ティム・ブラウンの本ばかり読んでいるのですが、たまたまこちらの本で目にしたときは驚きました。自分の興味がデザイン系に傾いている時期なのかもしれませんね。

 

理論より実践

最後の章では伊藤氏が対談を終え、彼らから何を学ぶかといった部分の文章があります。4人は全員が現場主義である、といった共通点があったようです。

 

理論と実践はどちらも大事ですが、最近頭でっかちになっている自分に嫌気が差していました。やってなんぼだろう、と思ってるのですが、どこかブレーキを掛けてしまっていた、というか。

 

やることでしか見えない世界もあるので、そこは忘れずにいようと思います。

ただ、やりっぱなしではなく、検証する視点も持ち合わせる事を意識しつつ、ですね。

 

 

 

【イベント】おもしろい企画ってどうやってつくるんですか?TCCトークライブvol5

こんにちは。

本日はTCCトークライブvol5に参加して来ました。

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テーマは「面白い企画」の作り方について。
4人のトークセッションで話は進行し、参加者は70人程度ぐらいだった印象です。

 

 

 

広告にとっておもしろいとは?

・目的があり、視聴者が納得できる

・ニュース性、何を聞いたら振り向いてくれるか

ガリガリ君の場合は「値上げを堂々と言うこと」広告の場合は値下げ、有利な事を言う。

・ただ、面白いだけでは、納得しない。謎解きの快感が必要

驚きと納得どちらも必要。

 

笑えるものと面白いものの違い

滑稽でなくてもいい。そうじゃない面白さもある。

ギャップは笑いになりやすいので、思考のクセはあるかもしれない

 

企画はどこから生まれますか?

トンネル方式。理屈だけで進むと行き詰る。

アイディアは理屈じゃない部分に繋がっている。全く違う部分から考えている

他人に面白さを説明する際に補足すると、ヒントになる場合がある

 

行き詰った時の抜け出し方

一旦諦める。行ったり来たりする。

ひどいコンテを考える。

 

チームで考えるコツはありますか?

先輩後輩関係なく、アイディアを出し合う。

上がる時ははっきりと分かる。ドライブが掛かる。

人数は3人までがいい。責任感が分散する。4人だと考えない人が出てくる。

 

企画が決まったあとも悩みますか?

ずっと考え続けている。極限まで面白くしたい。

 

いい広告とすごくいい広告の差は?

論理で出発しても感情に行き着かないといい広告ではない。

理屈と感情が同時に来る広告は凄くいいものになる。

 

インプットはどうしてる?

好きなものを摂取すれば、勝手に醸成される

用もないのに本屋に行く。自分が何のジャンルに興味があるかが分かる。

 

メモ程度になってしまますが、参考になれば。

【レポート】デジマ男女のキャリアの未来に参加してきました。

こんばんは。
本日デジタルマーケティングのキャリアイベントに参加しました。
 
 
内容としては、対談形式で進行しました。
参加者は20名弱で、20代~40代と幅広く、男女は概ね半々だった記憶があります。
参加費は1000円でワンドリンクがついてきます。
ソフトドリンクだけではなく、アルコールもありました。
 

デジタルマーケティングとは?

 
以前はWebマーケティングと呼ばれていたものが、デジタルマーケティングと呼ばれている。
 
日米のマーケティングの違い
アメリカの方が経営に近く、日本は広告部門の責任者と捉えられている
 

登壇者の方のキャリアについて

 
BtoB,BtoC。ネット・非ネットの分類などでキャリアをマトリクス図で分類しました。
経理のアシスタントからマーケターになった方など、多様な経験をお持ちでした。
言った事は言いだしっぺがやる社風が功を奏した。
 
クリエイティブとメディアだけではなく、テクノロジーが混じり合うとアドバイス
キャリアを切り開いた。
エンジニアとして、Webの構造を物理的に理解出来た事がよかった。
 
マーケティングに力を入れている企業だとキャリアを考えやすい
 
覚書き程度ですが、ご参考になれば幸いです。

チームで仕事をする事について

こんにちは。
 
最近、仕事でチーム連携が増え、その重要性に気付きはじめました。
今までは、最悪自分でどうにかすればいい、というような状況が多かったのですが、
まあ、そんなわけにもいきませんよね。
 
人と一緒に仕事をするだけでは、チームとはまた異なります。
仕事において同じ方向を向く事がどんなに大事か、思い知らされています。
そして、「チームを作る」ことの難しさも。
 
様々な方が、ビジョンが大事とおっしゃる意味を痛感しています。
どうしても、通常業務に追われてしまい「何のため」にやっているか見失いがちですね。
 
そして、弱さをさらけ出す、というのも必要なんですね。
自分の場合、どうしても身を守ろうとしてしまうクセがあります。
すると、どことなく空気も硬くなってしまうので、出来ない自分を認める
助けて欲しいと伝える事も時には必要なんだな、と思うようになりました。
弱さ、を見せる事が出来る強さ、というか。
 
少しずつ、信頼関係を作っていきたいです。

【読書】本質思考を読んで、思考のクセを改めようと思いました。

こんにちは。

今日は休日にも関わらず、雨が降っていますね。

せっせと読書に励んでいます。先ほど読み終えた本はこちら。

 

本質思考: MIT式課題設定&問題解決

本質思考: MIT式課題設定&問題解決

 

 ジャンルとしてはビジネス書。

著者の平井孝志さんは、コンサルティング会社の執行役員で大学の教授も兼任されています。

 

以前ロジカルシンキングや仮説に関する本が流行りましたが、こちらの本は論点設定に関する内容です。

その中で特に印象的だったのは、思考のクセに関する部分です。

 

自分では気づかない思考のクセ

一生懸命考えている「フリ」のみでは、価値が生み出しづらいんですよね。

正しく考えている「つもり」でも、自分の思考のクセにはなかなか気付きにくいものです。

本の中では9つの項目が紹介されていますが、自分に当てはまる部分を抜粋します。

「一般解で満足」

ある程度調べて、「それっぽい答え」が出ると満足してしまいます。

だからこそ、アウトプットにも面白みが欠ける部分があり、イマイチ突き抜けきれないんですよね。

フレームワーク依存」

これは、本の読み過ぎが多少影響している気が(笑)

考えるツールが手に入るとお手軽なだけに試してみたくなっちゃうんですよね。

MECE,SWOT分析,マトリクス図など。ツールはあくまで思考の補助線になるものです。

フレームワークの使用が目的ではないため、ここは注意しないといけませんね。

「主体性喪失」

フィードバックをもらうと、相手の思考を全て鵜呑みにして相槌マシーンと化してしまう事です。

特に相手が偉いとその傾向があるので、「自分の頭で考える」というのは意識したいです。

 

どのように訓練すればいいか?

著作の中でも複数紹介されていますが、「思考の見える化」は取り組んでみようと思います。

ダイアグラムで構造的に事象を理解するのはすぐ取り込めそうですね。

 

思考力を鍛える上でヒントになる本でした。

 

 

【読書】エリートの倒し方

こんにちは。

本日は気持ちよく晴れましたね。

飲みの約束をしていたのですが、知人が急遽体調を崩してしまい読書をしていました。 

先ほど読み終えた本は、こちら。

エリートの倒し方――天才じゃなくても世界一になれた僕の思考術50

エリートの倒し方――天才じゃなくても世界一になれた僕の思考術50

 

 著者は元ロッテマリーンズ里崎智也さん。

現在は引退されて、テレビ番組や講演会などぜ全国を飛び回っているそうです。

 

ジャンルとしてはビジネス書にあたり、凡庸な人間がエリートをどうやって超えるか?といったハウツーが掲載されています。

昨日はTCCのコピーライターが登壇するイベントに行きましたが、こちらの本でも同様の事が書かれていました。

 

nishiogikubotan.hatenablog.com

 

 

自分の色を出せ・得意技を見つけろ

自分だけのとっておきの強みを見つけて、伸ばせ。ここに尽きるそうです。

やはり、みなさん同じ事をおっしゃいます。つまり、真実なんでしょうね。

ちなみに、引退してからの里崎さんの強みは、

 

1,よくしゃべる

2,すぐ連絡がつく

3,フットワークが軽い

 

現在売れている多動力に通じる部分があるかもしれません。

自分の強み・特性を即答できる必要があるようですね。

 

ちなみに、自分の場合ですと社内においては、下記を強みとして認識されていると思います。

1,情報収集力

2,納期を必ず守る

3,文章を書ける(こちらのブログではゆるゆる書いてしまっていますが。。)

 

1時間程度で読みやすいのでおススメです。

 

パフォーマンスを上げるおススメする振り返り手法

こんにちは。

 

今度、チーム飲み会で自分のモチベーションが上がった時・下がった時の事を話します。自分の源泉を事実ベースで共有して、パフォーマンスの向上を図る仕組みを後輩が考えてくれました。

 

現在の会社に転職してから、自分がどんな仕事を担当したか、どんな感情だったかを振り返っていますが、この方法はいいかもしれませんね。

自分の軸を明らかにする上でおススメだと思います。

 

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モチベーションが高かった仕事

一緒に仕事をする人間との相性がいいと途端にモチベーション&パフォーマンスが上昇してました。

営業からマーケティングの職種が変わり、現在企画系を担当しているので業務で区切れるかな、と思いましたがあまり関係ありませんでした。

 

モチベーションが低かった仕事

「とりあえずやっといて系」の仕事の振られ方はモチベーションが低くなる傾向が出ました。

業務の種類は特に傾向が関係なかったのですが、仕事相手、関わり方に思い切り左右されてしまいます。

安定して、成果出すためには軸を自分に置いたほうがいいのは分かっているんですけどね。。

 

まとめ

自分の場合モチベーションは一緒に仕事をする人間に左右されるようです。

「何をやるか」より「誰とやるか」とは聞いた事ありますが、自分の場合は当てはまるようです。。

改めて振り返ってみると、衝撃でした。

 

適時やってみると自分を深く知れるかもしれませんね。