【読書】なめらかなお金がめぐる社会。を読みました
こんにちは。
箕輪編集室の定例会に参加し、CAMPFIREに伺ったところ関係者の方に代表取締役である家入さんの新刊をいただきました。
今回はこちらの感想を書きたいと思います。
なめらかなお金がめぐる社会。 あるいは、なぜあなたは小さな経済圏で生きるべきなのか、ということ。
- 作者: 家入一真
- 出版社/メーカー: ディスカヴァー・トゥエンティワン
- 発売日: 2017/08/25
- メディア: Kindle版
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著者は家入一真さんで、クラウドファンディングの事業を手掛ける株式会社CAMPFIREの代表取締役をされています。
著作自体は200ページ弱で非常に読みやすい印象です。
いい社会ってなんだろう?
本文中の見出しに「いい社会の条件」といった部分が出てきます。
家入さんは「各自が自由に、自分の幸せを追及出来る社会」と書いています。
読んでいて、深く納得しました。
ここで、大事なのが「自分の幸せ」である部分だと思います。
・お金があれば幸せ
・好きな事をしていれば幸せ
・友人に囲まれていれば幸せ
・家族がいれば幸せ
「幸福の条件」が多様化して、個人で異なるようになったのではないでしょうか。
かつてのような幸せのロールモデルはもう、存在せず「個人の幸福」を追及できるほうが社会は豊かである、と自分自身も思います。
生きづらい現代で幸福になるヒント
この本は読みやすい、というよりも、文章が想像力に富んでいて優しい、といったほうが適切かもしれません。
扱っているテーマ「小さな経済圏」に紐づいていますが、隣で一緒にお酒でも飲んでぐだぐだしゃべりながら、これからについて考えさせてくれるような本です。
一方的に押し付けがましくなく、「俺はこう思うけど、どう思う?」と言ってもらっているような優しい本でした。
素敵な本をどうもありがとうございました。読めてよかったです。
howよりwhyから始めるのがつくづく大事だと思う話。
こんにちは。
仕事をしていると、「言われた通り」にやってアウトプットを出しても上手く行かないときが多々あります。
そんなときには、「なぜ?」から考えたほうがいい、と以前先輩に教えてもらった事を思い出しました。
「なぜ?」から始めることで解決策の選択肢が広がる
何かの課題が発生したとして、その課題に対し近視眼的にアプローチすると手数は少ない事が多い印象があります。
そして、時間が経ってどうにもならなくなる経験を何度もしてきました。
そうならないためには、根本となる原因を探る部分が重要だと思います。
よくトヨタの「なぜなぜ5回」が例として挙げられますが、本当に有用なツールではないでしょうか。
物事の本質にまでたどり着くには基本的なアプローチと言えると思います。
目的を理解しないと行き詰まる
自分が勤める会社では「目的」を重要視しています。目的を把握・理解していないとあっという間に仕事は迷走してしまい、様々なトラブルが発生します。
特に、長期間のプロジェクトとなると立ち返れる「何か」は必要です。
この仕事は「何のために存在するのか?」自分も業務に向かう際は、何度か問い直します。
最初の核を掴めば結果として全体のスピードは上がる
自分の場合は最後にラストスパートで追い上げるより、スタートダッシュである程度さ最初から業務を設計する事が多いです。
この最初の土台となる設計が、「弱い」と途中で崩れてしまい、後から取り返しがつかない事が多々あります。
最初に核を掴んでおけば、結果として仕事のスピードは上がる事が多いと思っています。
まとめ
今回はどうやるか、よりなぜやるか、が重要である、と感じた事を書きました。
そういう自分も「手段の目的化」を起こしてしまったりするので、忘れずにいようと思います。
【イベント】 コピーライター養成講座60周年記念イベント「超・コピーライター コピーライター未来系」に参加してきました。
こんにちは。
コピーのスキルはどのように活きるのか?
クリエイティブディレクターの仕事は学級委員
例え話の中で出てきた話題ですが、クリエイティブディレクターの仕事は学級委員に似ているそうです。
まず、クラスが決まって、この時期をどのように過ごせば楽しいか、生徒と一緒になって計画していく部分が似ているそうです。
全体の仕事を受け持ち、全てのパーツを決める仕事を分かりやすいように例えて下さったと思うのですが、さすが言葉のプロ。分かりやすかったです。
経験のある人が少なく、成長ジャンルを狙う
個人的に最も役立ったのはお二人のキャリアに関する話題です。
・業務以外で個人的に自分で製品を作っていた
・経験のある人が少なく成長ジャンルのエリアを狙っていた
など、戦略的に現在のポジションに辿り着かれていたような印象を持ちました。
そこで、大事なのが「好き」という感情です。
やはり好きじゃないと、どうしても長続きしないんですよね。
個人の好きを大事にしつつも、誰もやっていない領域に立つ事は、これから個人の時代になってくるため、重要な考え方になるかもしれません。
その他にも、年代別にコピーが展示されていたりと、楽しめるイベントでした。
「承認欲求だけじゃ、続かない」とブログを辞めた数年前の事を思い出す話
こんにちは。
なんだかんだとブログを今年に入って書くようになってから、9か月が経過しました。
ブログと連動して、ツイッタ―もぼちぼちはじめ、こちらも自由気ままに呟いています。
実は、数年前にもブログとツイッタ―をはじめていましたが、当時は2~3か月程度で辞めてしまいました。
なんでかなー、と思ったのですが「承認欲求」が関係しているのかもしれません。
何者かになって認められたかった数年前の頃
数年前にブログを書いていた頃は同世代の活躍に不安や焦りを感じていた記憶があります。
自分も早く「何者」かにならなければいけない、と強く感じていました。
しかし、当然ながら特別な才能を持ち合わせているわけでもなく、かといって、そんな自分を受け入れる事が出来ずに葛藤していました。
どうにかして、何かアピールしなくてはいけない、と思い考えた結果、世の中に何か発信する事で社会に対する居場所を確保しようとしていたのかもしれません。
ブログを書く理由が「自分が認められたいから」だったんですよね。
誰かに何か伝えたい、というものでは全くありませんでした。お恥ずかしながら。
当然のごとく、そのような理由では長続きせず、2~3か月で更新は途絶えました。
おそらく、今はそのブログはもう残っていないと思います。
承認欲求だけじゃ長続きしない
以前、どこかで「承認欲求だけじゃ、長続きしない」といった文章を読んでヒヤっとした事があります。
まさに、当時は、自分の事しか考えていませんでした。
ブログに限らず全ての行動・言動から、承認欲求が漏れ出ていたと思います。
若かったとはいえ、本当に人間として未熟でした。
現在は、様々な経験をさせてもらって、あの頃のような「他人からどう見えるか」が人生の全てではありません。
ブログを書く理由も、多少なりとも誰かの役に立てたらなー、と言う感じに変わりました。
これからもマーケティングだったり、デザインの系統だったり、興味があるものを適時書いていきたいと思っています。どうぞよろしくお願い致します。
【イベント】箕輪編集室定例会でNewsPicks編集長佐々木さんの話を聞いてきました。
こんにちは。
未来は歴史と海外を知る事で見えてくる
島流しで名を上げる
日本は挑戦のコストパフォーマンスが高い
まとめ
マーケティングと営業の関係から、他人と一緒に仕事をする事を考えてみる
こんにちは。
マーケティングの仕事をしている中で当然ですが、営業との連携が必要な場面も多々あります。
ここ最近ですと、ありがたい事に複数部署の支援をさせてもらう事も増えました。
一般的には、「営業とマーケティング」の関係は良くないことが多いようです。
自分が勤めている会社の場合は特にそんな事もないのですが、「視点」が異なるなー、と思う機会は多々あります。
お互いが「いい仕事」をするためには何が必要でしょうか?
少し考えてみたいと思います。
相手の大事にしている価値観を知る
異なる部署の場合ですと、役割が違うため価値観も異なります。
営業サイドとしては、「売上げ」を見ているのに対し、マーケは「ブランド」に視点がいく事もあります。
短期的に「セール」を行い、売上げを上げたとしても「ブランド」にそぐわない場合、マーケはその施策を行いません。
長期的に考えると「ブランドのイメージを低下」させてしまうからです。
ここからどうするか?が本当の仕事になりますね。
異なる専門性を尊重する
他人と仕事をする上で、相手を尊重する視点も重要です。
特に異なる職種の場合、どこか相手を「分かっていない」と見てしまいがちです。
すると、その思考が無意識に伝わってしまい、ギクシャクする事が多いようです。
専門性を持つプロ同士お互いを尊重しながら、仕事を進めたいですね。
まとめ
今回は、異なる人と一緒に仕事をする事について考えてみました。
当然ですが、人は一人では大した事は出来ません。
様々な方と協力しながら、「いい仕事」をしていきたいと改めて思いました。
テクニックやツールに振り回されないために覚えておきたい事
こんにちは。
業務を改善すべく、新しいツールの比較検討を進めています。
当然ですが、世の中には様々な便利ツールが存在し、なかなか悩みどころですね。
ユーザーの声を見てみたり、まずは自分で使ってみたりと実験していますが、忘れてはいけない事があります。
目的を忘れない
ここが本当に忘れがちなんですけど、いつのまにか本来は手段である「ツール」を入れる事が目的化してしまうケースが多々あります。
本来の目的を忘れて、我に返っても時すでに遅しで「一体なんだったんだ?」となってしまいます。
テクニックやノウハウにも同様の事が言えるのではないでしょうか。
本質を理解せずノウハウに走ると危うい
ノウハウやハウツーは再現性が高いものであれば「すぐ結果らしきもの」が出てしまいます。
するとあまり本質を理解せずとも「とりあえずやっておけばいい」となり、その概念が「何となく出来たように」感じてしまうのではないでしょうか。
すぐに役立つものはすぐに役立たなくなる
どなたかの言葉で「すぐに役立つものはすぐに役立たなくなる」と聞いた事があります。表層的なテクニックは真似されやすく、他者との差別化にはならないと思います。
「知ったつもり」の知識ばかりだと、どことなく薄っぺらい印象を持たれてしまうケースも多いと思います。
なんか、言っている事は「それっぽい」のにどこか「浅い」人は、このようなタイプかもしれません。
情報が多い、現在だからこそ振り回されず、本質を見失わずに行きたいと思います。