【イベント】六本木未来大学「梅田悟司さん、人が動きたくなる言葉って何ですか?」に参加してきました
こんにちは。
本日は、六本木未来大学第13回「梅田悟司さん、人が動きたくなる言葉って何ですか?」に参加してきました。
場所は六本木ミッドタウンタワーで定員は150名。
参加者層は20台後半から40代半ばの方まで。意外とスーツ着用の方が少なかったのが印象的でした。クリエイティブ系の職種の方が多いのかもしれませんね。
PC専用席後方に用意されていた事が驚きでした。
タイピング音を気にされるからでしょうか。
登壇者は梅田悟司さん。電通勤務のコピーライター/コンセプターの方です。
言葉できるは武器になる、という著作を出版されています。
ちなみに、読んだ感想はこちら。
nishiogikubotan.hatenablog.com
自分の想いを言葉にするのは意外と難しい
最初は六本木未来大学で梅田さんが話す意味からはじまりました。
言語化は表現の基礎であり、先端を学ぶと同時に基礎をしっかりさせる事が大事とのこと。
人間は、頭の中で言葉を用いて、考えを進めており、アイディアも言葉で構想&具現化します。言葉に出来なければ意味がない、といっても過言ではありません。
自分のなかにあるタネを掘り起こし、無意識を、意識するのが大事。
何を言うか、どう言うか、ではな何を言うかが重要です。
自分が何を考えているか、意識するのがまず最初の段階である、とイベントではおっしゃっていました。
後半では課題を基にしたワークも実演し、梅田さんの思考法を試し、質疑応答で終了。
アフタークラスも設けられ、より学びを深めたい人向けのコンテンツも用意されていました。
オンラインサロンは居場所を分散させるので、今の場所がしんどい人には解決策になるかもしれない話
こんにちは。
うろ覚えですが、「自立は依存先を複数所有することだ」といった話を聞きました。
所属する居場所が一つだと、その価値観が世界の全てに感じてしまうケースが多いようです。そして、その価値観が合わないとどうしても人生そのものが辛くなってしまうんですよね。
合わなきゃ「さっさと辞めればいい」という意見もあるかもしれませんが、何かの要因ですぐにはやめられない場合もあると思います。
そんな時に1つの選択肢として、どこかのオンラインサロンに所属して「居場所を分散」させるのは解決策の一つになるのかな、とふと思いました。
オンラインサロンとは?
月額会費制で運営されるWebコミュニティの事です。
堀江さん、イケダハヤトさんや、はあちゅうさんなどネット上での著名人の方が運営されている場合が多いようですね。
ちなみに自分は、編集者の箕輪さんのオンラインサロン「箕輪編集室」に所属しています。
箕輪編集室に入って気付いた事
言葉にすれば、薄いんですけど、「社会には様々な人が生活している」ということです。これを実感として感じられるのは大きい気がしています。
編集者、ライター、学生、デザイナー、フリーランスetc
特に箕輪編集室の方は行動力が半端ないので、すぐ色々なプロジェクトが実行され走り出します。
今までの自分の「思い込み」を覆されるので、気持ちいい、というか(笑)
そして、世の中って思ったより広いんだな、と思わせてくれます。
この部分を「知っている」ではなく、「感じられる」のが大事なのかなーと思ったりします。
自分が今いる場所が全てではない
どこかの居場所に長期間所属することで、自然と自分の周囲と価値観は似てきます。
しかし、現在の価値観に適応出来ない場合、自分に原因を感じる人が多いようです。
まあ、そんな時に色々な人がいる環境に片足突っ込むのも解決策の一つかな、と今回思いました。
オンラインサロンで気が楽なのは、「お金を払っている」ので、定例会に行ってもいいし、面白ければプロジェクトに参加してもいいし、やり取りを眺めるだけでもいいし、選択肢は自分にあるんですよね。
自分が今いる場所が全部ではない、と実感出来るので、オンラインサロンの参加はいいかもしれませんね。
【読書】決定版・ゲームの神様 横井軍平のことばを読みました。
こんにちは。
今日は決定版・ゲームの神様 横井軍平のことばを読みました。
決定版・ゲームの神様 横井軍平のことば (P-Vine Books)
- 作者: 横井軍平,草なぎ洋平,影山裕樹
- 出版社/メーカー: スペースシャワーネットワーク
- 発売日: 2012/09/28
- メディア: 単行本
- 購入: 3人 クリック: 8回
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著者
ゲームボーイやバーチャルボーイなどの多くの玩具・ゲームを開発された方です。
内容
横井さんが受けたインタビューが1冊にまとめられていて、今までの仕事や企画術が掲載されています。
また、多くのクリエイターからもリスペクトされているらしく、AR3兄弟の川田十夢さん、ライゾマの真鍋さんが寄稿されています。
寄稿が凄く豪華だったのが印象的です。
どういった方向けか?
企画に携わる人
クリエイター
気付き
任天堂は昔から大企業だと思っていたのですが、横井さん曰くそんな事はなく元々は京都の企画会社だったとのこと。花札を主に作っていたのですが、メンテナンス課に入社した横井さんが「たまたま」作った玩具が大ヒット。
そこから横井さんの企画人生は始まり、任天堂は大企業になっていきます。
この「たまたま」というのがポイントなのかな、と思いました。
とりあえず興味があったものはやってみて、それを誰かが見つけてくれる、というのは幸福なキャリアですよね。
また、企画の発想においても不必要な要素は全て削ぎ落としたゲームボーイの事例が紹介されています。
自分も初めて手に取った時は、なぜカラーじゃないのか不思議でしたが、そこにはやっぱり理由がありました。
仕事でも、「とりあえず」機能入れとくと後々になって運用で困る事があったりしたので深くうなずいてしまいました。
サクサク読めるので、ぜひご一読下さい。
【読書】言葉にできるは武器になるを読みました
こんにちは。
昨日は雨が降ったかと思いきや、今日は快晴です。
今日は、言葉にできるは武器になると読みました。
著者は電通にて、コピーライター、コンセプターとして勤務されている梅田悟司さんです。コンセプターという職業は耳馴染みがあまりないかもしれませんが、言葉通りコンセプトを作る職業です。
コピーライターもそうですが、「概念」を言葉にするプロですね。
10万部以上売れているベストセラーになっています。
ジャンルとしてはビジネス書。ターゲット層は20代~40代ビジネスパーソンといったあたりでしょうか。
言葉のテクニック本ではない
読んでみて、気付いたのはコピーライターの方のテクニック本だけではない、ということです。そもそも言葉には2つの種類があり、その部分を意識してそれぞれ育てる方法が異なります。
その2つとは「内なる言葉」と「外に向かう言葉」。
内なる言葉
自分の内側で無意識のうちに発している言葉です。意識をしないと、自分自身の内なる言葉に気づくのは難しいようです。
意外と発信法となると、外に向かう言葉のみが着目されがちですが、本当に重要な部分は自分の内なる言葉に気づく部分。そして、その内なる言葉を育てる事も非常に大事です。
内なる言葉については、本書の半分以上ページが占められています。
外に向かう言葉
こちらは、外に向けて発信するテクニックです。
相手に伝わる為にはどのような単語を選べばいいのか、内なる言葉を外に向かう言葉の変換プロセスする力を手に入れることも重要です。
気付いた事
本書を読んで、あからさまに外に向かう言葉のテクニックばかり欲していた事に気付きました。
そこばかり磨きすぎると、自分の意見が薄っぺらく浅くなりがちです。
具体的なテクニックも紹介されているので、試してみようと思います。
2年ぶりに旅行に行って、社会はスクリーンの中だけじゃない、と感じた話
こんにちは。
連休だったので、1泊2日で旅行に行って来ました。
普段はベンチャー企業で働いており、会議室や机で仕事をしてます。
「そういう」毎日を過ごしていると、色々忘れてしまいますね。
旅行は2年ぶりでしたが、非常に充実した経験でした。
1日目
新幹線に乗って、現地に着くと地元のお蕎麦屋さんでお蕎麦を食べました。
周囲はご家族連れが多く、小さなお子さんから高齢者の方までおいしそうに蕎麦をすすっている姿が平和でした。
夜には海辺で行われる花火大会へ。
砂浜にレジャーシートを敷き、花火を鑑賞。
夜風が涼しく、空いており、のんびり出来ました。
花火が打ち上がる前に、地元企業?の告知が行われていました。途中ではとあるご家族のお子さんの誕生日おめでとう、というアナウンスも流れており、観客からは拍手が。
帰る前に地元の大学生が、花火の募金をしていたのですが、いい笑顔だったんですよね。
2日目
午前はのんびり起きて、水族館に。
有名な場所らしく、混んでましたが子どもが多く、生命力に溢れてました。
いるかショーでは子供が歓声を上げ、大人もいるかのジャンプに拍手をしたりと大盛況。
ペンギンを見に行くと、飼育員さんがペンギンの生育について解説をしてくれました。
お昼は地元の伝統ある中華そば。
東京で豚骨系のラーメンばかり食べていたので、あっさり醤油が美味しかったですね。
お土産を買って、新幹線で帰宅。
久しぶりに旅行に行ってみて
同じ環境でPCばかり見ていると、自分が今いる環境が全てだと思いがちです。
スクリーン上で全てが完結出来るような仕組みが設計されつつあるので、余計に「体験」「経験」を大事にしようと思いました。
自分が何のために仕事をするのか、普段行かないところで立ち止まって色々考えてみるもの方法の一つかもしれません。
【読書】リクルートのすごい構創力を読みました
こんにちは。
3連休の中日ですね。雨が降ったりと、天候がやや不安定なようです。
今日は、リクルートのすごい構創力を読みました。
リクルートの すごい構“創"力 アイデアを事業に仕上げる9メソッド
- 作者: 杉田浩章
- 出版社/メーカー: 日本経済新聞出版社
- 発売日: 2017/05/26
- メディア: 単行本(ソフトカバー)
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著者はボストンコンサルティンググループ日本代表の杉田浩章氏。
経営コンサルの方が書かれた、リクルートの新規事業を生み出す仕組みについての本です。
ネット上で評判が良かった事に加え、「ゼクシィ」などの新規事業を次々と立ち上げる設計はどのようにされているのか興味があったので読みました。
1から10に強みがあるモデル
本文にも記載がありますが、リクルートの仕組みは「0から1」よりも「1から10」に強みがあります。
0から1だけではなく、いかに1から10を磨くかで事業になり得るかどうかがポイントのようです。
そのなかでも代表的な仕組みはリボンモデルです。
リボンモデルとは?
画像で上手く表現出来ないのですが、蝶ネクタイのような形をした、カスタマーとクライアントを繋ぐビジネスモデルの事です。
こういう時に図解スキルがあれば、いいのですが、、。
3つのフェーズ
事業を1から10までに成長させるモデルは3つのフェーズに分かれます。
「0から1」「1から10の前半」「1から10の後半」それぞれのフェーズでピンとなるメソッドは異なります。
実際の実例も交え、説明されますのでイメージしやすいかと思います。
何度でも読み直したい本ですね。