【イベント】デザイン思考のニンゲン論に参加してきました
こんにちは。
先日は、デザイン思考のニンゲン論に参加してきました。
開始が19時スタートと少し早かったのが印象的です。
テーマはデザイン思考とのことで最近興味を持っています。
あまり、まとまり切っていないのですが、当日のメモを書きたいと思います。
定員は25名。参加者は30代がボリュームゾーン。
デザイナーさんやWeb系の方が多かった印象です。
講演後に軽食も出され、登壇者を含めた交流会がありました。
ニンゲンをどのように見るか?
最初はコンセントのデザイナーさんからのプレゼンでした。
ちょっとうろ覚えの部分もありますが、、
ヒューマンセンタードデザイン、という考え方があるそうですね。まずは、手法、プロセスについての話を先にしてくださいました。
調査・シナリオ・プロトタイピングetc
次にお話し下さったのはマインドセットの部分。
マインドセットの部分は「人にどうあって欲しいか」について。
・持続幸福度
・ウェルビーング
ニンゲンを見る方向について
システム思考:全体的
エスノグラフィ調査:共感的に理解
→民族史学的アプローチ、家庭訪問、生活をヒアリング
ただ、こちらの手法には賛否両論があります。
ラポール、いる?いらない?問題や、なぜなぜしていいのか問題
ニンゲンを捉える上で、こちらの手法が本当に適切なのか、が議論されています。
ニンゲンを理解するのは技術の習熟と本質的なものへの強い欲求が必要とのこと。
深く/広くニンゲンを観察しヒトに、どうあって欲しいのかを意識していくことが求められるかもしれません。
人間を観に行く2つの道しるべ
人が本当に何を求めるのか。なぜ、人間を観に行く事からはじめるのか、をマーケティング会社の方からのプレゼンンでした。
現在、成熟市場でのヒットが難しい状況に陥っています。
「大体いいんじゃないですか?という商品が多くなっています」
表だって求めるいるものがない時代になっているため、今求められているのは問題を解決する能力より発見能力。
課題が無い時代にどうやって、ビジネスを生むか。
その後に具体例を基に説明してくださいました。
顧客からの課題をそのまま解決しても、本来の課題解決にはならない、ためそもそも前提から考えました。
エンドCLの最高の瞬間を調べ、その行為・瞬間にサービスを変更しました。
モノではなく、ニンゲンを観に行く行為が必要でターゲットの興味・関心に寄り添うのが大事でした。
ターゲットが真に求めていることは何なのか?
キーインサイトとバリュープロポジションを明確にして提供価値の見直しを行ったそうです。
今回のイベントはvol16で継続的に行っているとのこと。
非常にユニークで学びになりました。
また、機会があれば参加してみたいと思います。