ベンチャーマーケティング備忘録

ベンチャー企業のマーケティング業務や読書、参加イベントについて書いていきます。インフォグラフィックも作成しているので、定期的に更新していきます。

【イベント】UX生トークvol.6に参加して来ました

こんにちは。

UX生トークvol.6に参加して来ました。

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ディレクター向けのイベントで、4人の登壇者からUXを学ぶとういうもの。

構成は15分×4人のLT。その後に軽食とドリンクが出て、登壇者のクロストーク

参加者は120人で男女比は7:3前後。

年代は若めで、20代~30半ば。

場所はサイバーエージェントのセミナールームでお洒落な感じでした。

 

LTの内容

当日取っていたメモを書きたいと思います。

少しでも、読んだ方の役に立てれば幸いです。

 

株式会社サイバーエージェントのディレクター樋口さん。

 

 ディレクターに必要なスキル

設計力、企画力、運用力、品質管理、技術理解、PM力

 

目標設定

定量目標はビジョンからの逆算で設計  

 

企画からリリースまでのフェーズはダブルダイヤモンドで設計

発散と収束・企画・開発・設計

 

ディレクターの仕事は正しく決断できる力

自分達の決断をチーム全員で正解にしていく

 

まとめ

・企画分析手法を用いて観察を行い発見、コアな体験を決める

 ・成功条件を定め、必要条件を決める

 

Tigerspike株式会社 保坂さん

ハードウェアスタートアップUXデザイナーの立ち位置について。

 

小さい組織ほど情報共有の徹底が大事

スピード

 

口頭での会話で意外と大事なことが決まる

スラックで全員に共有する

 

モチベーションを上げるために、pros/consセットで実施。

 

株式会社リクルートテクノロジーズ馬場さん

 

課題発見・解決のtips

計画的で多様なインプット

先にアウトプット構造化イメージを作成

  

個人の熟考とチーム視点獲得

 

着任後の関係構築を大事にする

領域知識をたたき込み、相手の語彙で話す

 

相手の仕事を理解し、尊重 

この人が入ってよかったと思えるような仕事をする

 

株式会社コンセント 江辺さん 

大規模プロジェクトのディレクション

デザインを通じて、コミュニケーション課題を解決する

 

大規模プロジェクトの特徴

1,情報量が多い

2,関係者が多い

3,案件の期間が長い

 

一人で管理は限界。厳しい。CL・チームと協力しながら進める

 

4つのポイント

1,目的把握

手段の一つ。本来の目的を見失いがち。

関係者全員で目的を共有する。

 

 

2,プロジェクト関係者を知る

それぞれの立場を想像し、体制図を会社新

 

3,自発性のある環境作り

 

プロジェクトの品質はメンバーの自発的な動きを出来る環境作り

役割を命名する

キャラを活かす

 

4,難しい事は絵にすると理解が早い

絵や図になることで共通の認識を持つ

 

【インフォグラフィック】無料maツールのmauticのメール送付フローをインフォグラフィックで作ってみる

こんにちは。
mauticで送るメールのやり方をインフォグラフィックでまとめました。
2作目です。
 

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情報の単純化&構造化って思いのほか、頭を使うので驚きです。
あと、色味や配置も思ったより難しい。。
 
情報については、何をどこまで書くか、書かないのか。
一目で分かるためには何を残し、何を削るのか、伝わるグラフィックを今後も作っていきたいですね。
ツイートで自分にキャッチコピーをつけるのが大事、だそうなので情報デザインが出来るマーケター(を目指す)にしようかな、と思っています。
 
桜田さんの本を現在読んでいるので、もう少し作成技術を上げてきます。

2017年上期振り返り【個人設定ver】

こんにちは。
 
2017年も半分が過ぎました。
個人的に思うのは目標の言語化、明確化と振り返りの重要性です。

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やりっぱなしにしないで、自分が担当した仕事、やった事の反省を行い次につなげていこうと思います。
近いうちに、上司と面談がある事に加えずんずんさんのワークショップ申し込んでいますが、自分の目標を整理したいと思います。
 

2017年に立てていた目標

 

nishiogikubotan.hatenablog.com

 

 
要約すると、こちらにになります。
・商品企画/事業開発
・既存事業のマーケティング戦略
・言葉と絵と数字の思考を鍛える
 

実行したことの上期振り返り

 
上期は事業開発メインで業務を担当させてもらっていました。
周囲に協力してもらいつつも、かなり泥まみれで試行錯誤した記憶が強いですね。
Web,書籍,展示会を活用したリサーチに、実際に企業とのコンタクトを持ち、実際に案件化
したケースもありました。
自分がスケジュールやタスク設定/管理をする立場でしたが、混乱させてしまったのも事実です。
 
結果として次の期から体制を変更し取り組む事になりました。
業務設計、管理などがそんなに得意ではないのかな、と感じました。
新領域の開拓というのは、こんなにも難しいのか、、と感じた半年でしたね。
相談を早めに、積極的に周囲を頼る事を覚えました
 

既存事業のマーケティング戦略推進

こちらに関してはあまり、実行出来ませんでした。
ほぼ他のメンバーが担当してくれていました。
 

言葉と絵と数字の思考を鍛える

言葉についてはブログを半年書き続けました。
自分の言語化能力を鍛える目的でしたが、結果として継続しています。
 
数字は、あんまなんも出来ず。
 
絵については、インフォグラフィックを開始。
情報の構造化&デザイン&視覚化能力を今後も鍛えたいです。
 

下期の目標

 
上期を踏まえ、一旦自分で目標を言語化してみました。
 
 

強みの柱を見つける・伸ばす。

 
自分の強みの柱を見つけたいと思っています。
明確に、コレ、と言えるものがないのでポジション取りにいつも悩む傾向があるので、、
現時点では、マーケティング領域かなーとも思うので、一旦仮でこちらの能力を伸ばしていきます。
 
 

既存事業マーケティング

 
マーケティング能力を鍛えたいですね。
デジタル問わず、マーケティングスキルは鍛えたいです。
売れる仕組みの設計や価値の見つけ方など。出来ればUX,人間中心設計,デザイン思考を組み込みたいですが、まずは基本から改めてしっかりやろうかな、と思っています。
 

情報発信力&言語化/ビジュアルスキル強化

ブログとインフォグラフィックを続けて行こうと思っています。
また、加えてSNSでの情報発信も定期的に実行していこうかと。
基本テーマは「マーケティング/クリエイティブ」関連で考えています。
 
一旦、自分で設定し、様々な方のフィードバックを踏まえ、正式に決めたいです。
やっぱり他者からの視点はありがたいので、素直に意見を聞きつつ、上手く設定しようと思います。
 

ブログを6か月続けてのメリットと続けるコツ

こんにちは。
 
今年からブログをはじめ、約半年が経ちました。
はじめてから、最初の3か月は途絶えた時期もありますが、最近は1週間に2回ぐらいは書いています。
現時点ではありますが、続けるコツと得られるメリットを書いていきたいと思います。
 

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続けるコツ

 
書くネタを固定化しました。
イベントと読書の感想を書くようになり、ネタが尽きないように心がけました。
書くネタが決まらないとどうしても書けないので、最初は無理にでも作りました。
また、アウトプットを意識するとインプットも深まるのでいい相乗効果が生まれていると思います。
 

ブログを書くメリット

 

日常の捉え方が少し変わります。
 
小さな疑問を深堀りして、実際にブログで言語化するようになりました。
もし、書いていなかったら、そのまま放っておいたと思います。
この言語化作業は意識しないと、ほぼやりません。
自分の思考を深める意味でも効果的だと思います。
 
また、twitterの運用をブログを機に定期的にしています。
基本「マーケティング,デザインは」関連の気になる記事を紹介していますが、
情報収集が日常になりました。
 

今後の方向性

 
実は今までは
 
ベンチャー企業での働き方
・マーケターの仕事
 
に興味がある方を想定して書いていました。
しかし、今は少し方向を変えようと思っています。
 
失敗してはいけない、価値観が暗黙の了解としてある印象を受けます。
そこにしんどさを感じている方も多いのかな、と。
 
自分は数多くの失敗をしてきました。
それでも、どうにか生きているので、苦しさを少しでも緩和出来るような文章を書いて行けたら
と思います。

【イベント】ホスピタルとデザイン展&トークセッション参加しました

こんにちは。

本日は、六本木で行われたホスピタルとデザイン展とトークセッションに参加しました。

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こちらの展示会は、グラフィックデザイナーの赤羽美和さんの提案で実現したスウェーデンのアートプロジェクトがきっかけだそうです。

トークセッションは2日間行われ、テーマは「医療に対してクリエイティブな発想ができること」。

 

医療の場におけるテクノロジー&デザインの可能性

トークセッションは複数回行われましたが、自分が参加した回は土曜日の回でした。

登壇者は、Takram田川さんと東京ミッドタウンクリニックの田口さん。

グラフィックレコーダーの清水さんによるグラレコも行われていました。

清水さんのグラレコをリアルタイムで見るのは初めてだったので、感動しましたね。

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医療とデザインをどのように結びつけるか

takram田川さんは、最近のプロジェクトと田口さんは医療における現状を自己紹介に交え話した後トークセッションはスタート。

事例として出ていたのは注射に関する話題。

針の痛みを軽減するデザインを設計する場合、痛みの課題をどこに設定するか。

「知覚」におくのか「感情に」に設定するのか、で解決策は大分変りますね。

 

確かに、並んで、部屋に入って、消毒液を腕に塗られるあの、行動のフローは恐怖や緊張感を煽られますよね。

 

データ活用にも触れられていました。

なぜ健康診断の結果はグラフで、渡されないのか。

現状を把握する上で、「虫の目、鳥の目、魚の目」が重要だそうです。

魚の目とは時間軸・文脈を踏まえた視点です。

病院が変わると健康診断のデータが共有されないので、時間軸を踏まえた自分の身体の分析が難しいのかもしれません。

 

また、話題の中で金融の事例が参考になるのでは、といった話題が出ていました。

セキュリティの厳しさが挙げられますが、fibtechのようにイノベーションが数多く起きているようです。

以前は、ATMと窓口しかお金を引き出す事が出来なかったもののいまではスマホ上で送金が完結出来ます。

 

他にも、物流、農業など多くの業界で枠組み自体が変わっています。

医療も刷新フェーズにあるのかもしれません。

【インフォグラフィック】はじめてインフォグラフィックを作りました/ECサイトの購入体験

こんにちは。

昨日twitterに書きましたが初めて、インフォグラフィックを作りました。

作ったインフォグラフィックはこちら。

ECサイトの購入体験をフロー化

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作り方は、フォーマットの文言を変えたのみですが、とにかく一旦作ってみようと思い手を動かしました。これから、定期的に手を動かして上達していきたいですね。

「たのしいインフォグラフィック入門」著作者の桜田さん曰く手を動かす事を続ければ、自然に上達するとのこと。

 

地道に少しずつ続けていきます。

 

また、別途でなぜ、インフォグラフィックを作ろうと思ったのか、については書きたいと思います。

 

 

働き方を考えるイベントでワークショップ中に学生の子が急に泣き始めた話。

こんにちは。

少し前ですが、以前参加していたイベントでワークショップ中に学生の子が泣き始めた事を思い出しました。

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そのイベントの主題は「仕事とこれからの働き方」。

参加者はほぼ20代で社会人7割と学生が3割ぐらい。男女比は半々で、20名前後だった記憶があります。

最初はパラレルワークを実践されている方の話を30分程度聞き、その後5名のチームに分かれワークショップが行われました。

もちろん全員初対面です。

 

自分がいたチームは社会人4名と学生が1人。仕事でMtgをする機会が多いので、どうしても発言量は、社会人が多くなってしまいます。

ワークショップも中盤を迎えた頃、急に学生の子が涙を流し始めたのです。

無力感を感じる場にいるのはつらい

チーム内の空気が変わり、他の方が「どうしたの?」と尋ねました。

 

「私だけが学生で、全く話についていけないのが辛い」

 

とその子は喋ってくれました。よくよく話を聞くと、現在就職活動中だが、上手くいっておらず何かヒントがあれば、と思い今回のイベントに参加。

しかし、「仕事・働き方」の話になると自分が理解出来ず、惨めに感じてしまったそうです。

もう少し話を振るなど、自分としても配慮が足りなかったなー、気遣いが少なかったのかな、個人的に反省しました。

 

無力感を感じる場面は社会人でも多々ある

ただ、社会人になっても無力感を感じる場面は往々にあります。

新入社員の頃は、仕事についていけない。mtgで何を言っているか分からない。

自分のいる意味が分からないプロジェクトなどなど。

前提知識の差や能力で、何も言えず、言えないゆえに自分が悪いと自分を追い詰め塞ぎ込む。苦しいですよね。

そういう時にはどうすればいいのか?

 

分からないと言ってみる

1つの解決策は「分からない」と素直になって、周囲に聞くではないでしょうか。

自分自身で塞ぎ込まず、素直になると意外と周囲は教えてくれます。

「分からない」のは決して恥ずかしい事ではない、と最近自分も思えるようになりました。

必要のないプライドを捨てて、聞いてみると少し楽になるかもしれません。